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水墨画

CHINESE INK PAINTING

墨 「墨に五彩あり」と言われるように、水墨画は墨の濃淡だけで絵画世界を構成しています。その深い精神性から、古来より禅宗とは切っても切れない関係にありました。技術的には中国の唐の時代に確立し、日本には禅宗とともに鎌倉時代に伝わり、雪舟や長谷川等伯などによる優れた作品が生まれることになりました。

 基本の画材となる墨の原料は、松や菜種などの植物油の煤を膠で練り固めたものです。水墨画では、書道の墨と違って、若干の青みを帯びた青墨を使用することが多いです。その他にも茶墨や碧墨といった種類があり、用途によって使い分けています。当店では色見本を置いてありますので、どのような色合いが出るかを、実際に見てお買い求めいただくことができます。(一部商品を除きます)

硯 良い墨があっても、それを活かす硯が良くなければ、墨本来の色を引き出すことはできません。墨の硬さとの相性もありますが、硯の表面にある鋒鋩(ほうぼう)と呼ばれる石表面の凸凹が細密に整っていることが大事になってきます。良い鋒鋩を持つ硯は表面に水を含ませ、指で撫ぜると吸い付くような感触があります。

 当店では普及用の雄勝硯(宮城県産)の他に、紫式部が愛用していたと伝えられる若田硯(長崎県産)、長州藩の名産とされた赤間硯(山口県産)、和硯としては最高峰とされる雨畑硯(山梨県産)などを扱っています。

掛軸表装

掛軸表装 当店では掛軸の表装も請けたまわっています。高品質の本格表装を従来よりも低価格で仕立てることができます。また染み・汚れ・破れなどがある掛軸を仕立て直すことも可能ですので、当店までご相談ください。

半折サイズ(35×135cm)・三段表装・正絹裂地 

参考価格 13000円(本体価格)

(最も標準的な表装のタイプです。作品の大きさや状態によっても価格は違ってきます。)